隠れオタク黙示録

まだまだ日の浅い隠れオタクな私がリアルの人達にバレずにこれからのオタクライフをインターネットで発信し、半隠れオタクを満喫するブログ。

 

私に天使が舞い降りた(わたてん)12話感想 死を題材とした重いストーリーで記憶に残る神アニメだった【アニメ】

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まさか、「わたてん」で泣きそうになるとは思わなかった。
文化祭で5年3組が発表した劇名は「天使のまなざし」
踊り少なめのミュージカル形式に近く、他には歌劇と言っても良いかもしれない。

ストーリーは天使と人間の、時を越えた恋物語。
王道だけれど、解釈は視聴者に委ねて結末を考えさせられる素晴らしい内容だった。
一度観ただけでは止められない。二度、三度、何度でも繰り返して観たくなる最終話だった。間違いなく記憶に残る神回。

 

 



「天使のまなざし」流れと結末

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アネモネ役:白咲花
スイ役:小之森夏音
レン役:種村小依
デイジー役:星野ひなた
カルミア・マリー・女神様役:姫坂乃愛


アネモネ(花)は天使だ。
光が眩しく、花が一面に広がる世界に導かれて天使の国へとやって来た。
そして、スイ(夏音)とレン(小依)の先輩天使が案内をしてくれることに。

アネモネは天使の国を回っている中、下界にある姉妹で営むケーキ屋さんで働くデイジーに一目ぼれする。
同じく、デイジーもアネモネに一目ぼれ。しかし、天使と人間が結ばれる事は無い。
結ばれるには人間となって、デイジーに受け入れて貰うこと。受け入れて貰えなければ、存在は消えてしまう。それでも、アネモネはデイジーの側に居たい―

人間に転生する為には「時の峠」を夜明けまでに抜けなければいけない。

そして天使を捨て「時の峠」を抜けきった。しかしケーキ屋に辿り着くが、デイジーは死んでしまっていた。
時の峠を抜ける間はずいぶんと長い年月が流れていたのだ。つまり時間軸のズレ。
ケーキ屋には孫のマリー(乃愛)が。マリーはお婆ちゃんの遺言通りに、アネモネにケーキを振舞う。それは昔デイジーと出会った時に食べたケーキの味だった。モチーフは「天使の羽」。

アネモネもマリーと共にケーキ屋になって、デイジーが作り出した羽のケーキを引き継ぐことに。

そして時は更に流れ、アネモネの寿命がやって来る。

天に召され、またアネモネはデイジーと再開するのだった―。

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わたてん 最終回感想↓

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神ストーリーに、神演出、神BGMに神キャストや神作画。あまり「神」、「神」と使いたくはないのだけれど、他に何て例えたら良いのか分からない位に

いきなりこの最終回を観ても楽しめるとは思うが、最初から続けて観てたら100倍面白いだろう最終話だった。

 

ストーリー

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とても小学生がやると思えない、死を題材とした重いストーリー。
世代を超えて「羽をモチーフにしたカップケーキ」で再びデイジー(ひなた)と通じ合えたのが素晴らしい。
最初は報われない悲恋的なストーリーだと予想していたが、アネモネ(花)が天に召された時にはデイジー(ひなた)が出てきたから報われたんだと思う。

 

演出

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デイジー(ひなた)が空飛ぶ天使、アネモネ(花)に一目ぼれしたシーン。

アップに映した瞳に反射して天使が。
その他には、最後の天に召された時に、屋根を越えて魂?が三つ飛んで行った所など、直接じゃなく間接的や、何かに比喩させて演出させていた。
ストーリーを補足させるが如く、小道具を映して言葉いらずで説明させている所も好き。とにかくカメラワークが抜群でした。

 

神BGM

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アネモネとデイジーが初めて会ったシーン。そこでカップケーキを振舞う。
そこから始まるBGMが最高だった。
妹のカルミア(乃愛)には天使の姿は見えていない。そしてデイジーから「私は人間。天使のあなたと結ばれても、先に死んでしまう」と、拒絶された所まで。
BGMで感動できるとはこういった事なのか。と思った。

タイミングも絶妙で、盛り上がりとその悲しみに合った曲調で泣かされそうになった。

 

神キャストと神作画

キャラクターについては、もう何も言う必要が無い。全員可愛いもん。
そしてそのキャラクターが劇中動きまくる。背景の綺麗な花畑や町並みが凄くて、可愛いキャラクター達をより一層際立たせていた。

 

印象深いシーン

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前述の妹に認知されない天使や、ラストのシーンに加えて、スイ(夏音)とレン(小依)のシーン。
そこはアネモネが天使の国へやって来た最初のシーンだ。そして、ここの二人はとにかくヌルヌルと動きまくる。
クオリティと気合が映画並みで、これは「劇場版 私に天使が舞い降りた」と、言われても私は何も疑わないだろう。
レン(小依)「えっとあなたは確か…」台詞が頭から抜け落ちて、スイ(夏音)が「ぽしょぽしょ」と何時もの如く耳打ちする。そして思い出した。「そう!アネモネ!」


そう。このたった6文字だが、大和田仁美さんの演技がツボに入ってしまった・・・。

言い方はもちろん、こう言葉では表しにくいが、泣きそうになった。

このシーンが最終回で一番好き。何度繰り返して観たか分からないぐらい観た気がする。次に、アネモネとデイジーが初めて出会ったシーンも同じくらい。。。

 

小ネタ

アニメわたてんを最初から観ていた人なら普通に気付くと思うが、過去に登場した小ネタが劇中に使われていたりと、嬉しくなった。
みゃーねえコスプレセットのカツラなどね。

 

そしてなぜ、劇中に部外者の松本姉妹が普通に登場していたのか?

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しかも説明はされなく、エンディングでは普通に観客席に座っていた・・・。

その訳の分からなさと恐さは、今までの話で培ってきた神出鬼没である松本香子らしい演出だと思った。みゃーねえは劇に出ていなかったが、乃愛がみゃーねえコスプレのカツラをしていたからと予想してみる。


そして、小依が台詞が飛んだ時の耳打ちもそうだ。二人の関係性を知っているからこそ和める名場面だった。
その他には、5話以来のバブみ溢れる夏音ポーズや、7話で見せた後ろから突入する「ひなタックル」の再来も忘れられない。どれもこれも名場面だらけで困っちゃう・・・。 

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アネモネの花言葉

「アネモネ」の花言葉は「あなたを愛します」「はかない恋」。 白いアネモネの花言葉は「真実」「期待」。 紫のアネモネの花言葉は「あなたを信じて待つ」。 赤のアネモネの花言葉は「君を愛す」。

引用:https://lovegreen.net/languageofflower/p24726/

ミュージカルについて 

最終回にミュージカルを入れたのは賛否両論だと思う。
いつも通りに進行して終わるのも良いかもしれません。そういう最終回でも満足出来ます。しかしこの先、新しいアニメがどんどん出てきてきたら同時に「わたてん」の事を忘れていってしまうと思います。
そういう意味から、作風とギャップを感じさせる最終回にしてきたので、「わたてん」は人々の記憶に残ったアニメになったのだと思いました。 

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私に天使が舞い降りた 感想

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こんなに素晴らしく、非の打ち所がない最終回は久しぶりに観た気がする。
このアニメは癒しを求めて観始めた。それが普通に面白くて、いつしか観てから寝るのが日課になっていた。


そして何より、最終回までの繋ぎ方がズルいと思う。11話まではコミカルに癒しと面白さを掛け合わせたのみのアニメだったと思う。

ぶっちゃけ7話からはぶっ飛び始めて、わたてんは色々と混ぜ合わせたやべーアニメなのでは?と思い始めていた。


しかし、まさかの12話で今までの全てをひっくり返すようなストーリー。

1話の大半をミュージカルに当てる思い切りの良さと、今までとのギャップもプラスされて評価が一段階上がった。

神アニメから、記憶に残る神アニメへと。

そして私はわたてんの第2期を強く熱望する。
このストレス社会で生きる全ての人にオススメしたい。考えながら観るもよし。頭を空っぽにして観るもよし。ファンだろうが、アンチだろうが全てをひっくるめて掻き混ぜるパワーを持っていて、どんな観かたをしようが、必ず頭の中に「癒し」を植えつけられるのは間違いないだろう。

そして個人的な余談だが、アニメの感想を1クール一度も休まずに書いたのは「わたてん」が初めてでした。だって面白いんだもん。

 

では読んで頂き、ありがとうございました。2期でまたお会いしましょう――

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