八月のシンデレラナイン 潮騒の導く航路 (ファミ通文庫)

ハチナイリリース2周年記念日から 2日遅れの2019年6月29日、

八月のシンデレラナイン 潮騒の導く航路が発売されました!!!

 

ハチナイラノベシリーズ第2巻。

前巻の『北風に揺れる向日葵』を読んでいなくても十分に楽しめる内容であり、新たに登場したヒロイン、潮見凪沙もエレナと同じく人気が出ること間違いないだろう。

 

ちなみに本書には特典コードが付録されており、限定SSR 潮見凪沙を4,410円で迎え入れる事が出来る(735円×6)。高いと思うか安いと思うかは人それぞれだが、個人的にはガチャではなく、安心安全な特典コードで本当に良かったと思う。

エレナ復刻は天井まで追って2凸でしたが、潮見ちゃんは前述の値段で5凸する事が出来ますもん。嬉しい。

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性能面は抜きとして、読み終わる頃には潮見ちゃんに魅了され、好きなキャラ(潮見)を試合でより活躍させる為に、2冊目以降を買いに行く人が続出していると予想しております。

最初のページには、潮見凪沙SSRのイラストにもなっているカーラーページ。

ここでやはり目に留まるのは、黄色のチェック柄でフリル付きの水着を着る有原翼。

有原は水色系の服や水着が似合いそうで、好んで着ていそうだと思っていたが、まさかの黄色の水着。これは向日葵を意識してなのか、はたまた ともっちが選んだ水着の色なのか……。

 

八月のシンデレラナイン 潮騒の導く航路 感想↓ 

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タイトルを『潮見凪沙が表、花山と新田が裏のメインヒロイン』と書いたが、本当そのままで言葉通りだと思う。

潮見が目となり、花山と新田が風となって、八上地蔵が監督を務める咲浜女子野球部に台風を巻き起こす。常にこの三人が物語を動かし進める。

とりあえず花山と新田推しの地蔵は買って損はありません。

 

1巻で設立した野球部同好会は、今や野球部に。

八上地蔵を含めた31人+桃子先生を顧問に置いた大所帯チームに成長した。部員はゲームで馴染みのキャラクター達……しかし人数が人数だから、少しだけしか登場しないキャラが大半を占めており、中でも読み終わった後に野崎、むみぃ、たゆたゆ、本庄さんは全く記憶に残っていない……。

ラノベの内容自体はとても細かな映写が多い。丁寧過ぎると言っていいかもしれない。しかし、そのおかげで草木の騒めきや、その場の空気が伝わって来るようなリアルな景色や情景が浮かんでくる。

記載されていませんでしたが、1巻に引き続き著者は片瀬チヲル先生なのでしょうか?

 

向月高校入学の前日譚

向月高校の受験案内を手に取り記載された女子野球部のページを一文字も読みこぼさないように夢中で読む姿は、まるでこの本を手に取る今の私たちみたいだ――。

潮見凪沙はまだ中学生で有原達の1こ下の年代…つまり、我妻天たちと同じ世代になる訳だ。ゲーム内では向月高校のユニフォームを着ており、合格は決まっている事だと思うが、潮見には島を離れられない理由があり、それをどの様に解決して向月高校の入学を決めたかの前日譚。 

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しのくも

1巻で野球同好会の面々にボロクソに言い放ち、嵐の様にやって来て嵐の様に去って行ったド畜生。そんなしのくもも、もちろん入部していた。

あんな状況から、どういう経緯で入部したのかが凄く気になっていたが、ゲームやPVと同じく「大人達をアッと言わせてやる」とのこと。

 

ラノベ版しのくもは1巻の件もあってか、ゲーム以上に畜生なキャラクターに思える…やたらと長文で口撃してきてたし……。頑張っている人には目を掛けている所などは違わないが、ラノくも(ラノベ版)にアニくも(アニメ版)を足して割ったら しのくも(ゲーム版)になるんじゃないかと思っている。

しのくも面白シーンは就寝前みんなが遊んでいる中、一人だけアイマスクとイヤホンを付けて完全就寝モードだったところ。

ゲームだったら一喝しそうで、アニメだったら、すずわかと野球の話でもしてそう。

 

花山と新田①

花山は挿し絵一番乗り。

サボリカスの名はラノベ版でも健在で、同盟を結ぶ新田とは行動する事が多かった。

練習に対しても「汚れちゃうじゃん」や「カワイイが台無しになるのが嫌」などと、ふざけたこと抜かす と言い放つなど、元(ゲーム)を知っていればどうってことない事でも、このラノベで初めて『ハチナイ』を知る人にとっては、そう思われても仕方ないキャラクターに映ってしまっていたと思う。

しかも文字での情報しか無いからか新田共々、図太さに磨きがかかっているように見えた。それとも、アプリではサボりの流れをを省略化しているに過ぎないのかな。

 

八上地蔵 

最初は監督という役割について迷っている姿が目立ったが、自分の役割に気付いて花山や新田と同じく目まぐるしい成長を見せてくれた。

部員へのフォローも上手く、頼りにされているのが良く分かる。

 

それにしても、地蔵はお風呂がみんな入り終わった一番最後だったり、罰ゲームで有原・河北・にゃんぼからのくすぐりだったり、潮見にまったくそんな意図は無くても押し倒されたりして羨ましい。 なかなか楽しんでないかい?

硬派で有名なハチナイの主人公ではなく、まるでハーレムものの主人公みたいだ。

 

潮見凪沙① 

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 引用:八月のシンデレラナイン 潮騒の導く航路 

KADOKAWA ファミ通文庫  http://fbonline.jp/


八上地蔵の野球の実力と指導の実力を認めて心を開き始めた。潮見がしおみーになった瞬間とも言えるかもしれない。

祖父譲りの頑固で、他人と祖母に迷惑をかけまいと自己犠牲にする姿は読んでいて心が苦しくなった。でも、それらの事や最初にツンツンがあったからなのか、花山と新田と仲良くなったのがこちらまで楽しくなってきてしまった。

今は亡き祖父が書いていたスコアブックを手に取り、不機嫌そうに見えていた祖父の本心を知って潮見が涙を流すシーンは超必見。祖父のつけていた日記とスコアブックが、潮見の頑固な心を溶かすきっかけになった決め手かもしれませんね。

 

花山と新田②

紅白戦1戦目の潮見が崩れてピンチの時に、八上地蔵から教わった事を上手く実践する花山と新田のシーンはやたらとドキドキした。結果は分かり切った王道な流れだったけど、花山と新田の活躍にこちらはニヤケが止まりませんでした。

花山はヒットになりそうなボールをアウトにしようとボールに突っ込む。

最初の「汚れちゃうじゃん」って言ってたのが嘘のようだ。結果的にエラーしてしまったがナイスガッツ花山さん。言い訳しないのも成長してきた証。

野球が楽しくなってくれて何より。こちらも嬉しい。

 ただ一つ気になる事は、バッター九十九くんのハズが柊琴葉になったこと。まあ、代打でも出したんでしょうね。

 

その他

永井が見せたビックリ技……
スイカ割りで永井は嗅覚を頼りにスイカを割ったシーンは戦慄した。

食べ物絡みで彼女が魅せるビックリ技や執念は驚きを飛び越えて、恐怖すら感じた。 

 

好きなシーンが二つ。

花山と新田が気持ちの良い音を響かせ、初めてまともに打ったシーン。

グラウンドで盛り上がる部員達を見て地蔵が座るベンチに優しげに微笑む有原。

「なんだか、いいね」

「ああ」

「このチームならさ、いつか本当にーー」

一番好きなシーン。細かな文だからこそ頭にそのシーンが綺麗に映る。別に恋愛絡みではないが、なぜかドキドキしてしまった。

 

エピローグ…人魚伝説のマーメイドロードももちろん大好き。

 

潮見凪沙②

このラノベには後日談がある。

それはゲーム内の悩み解消ストーリー『伝えられない想い』。

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 向月の女子野球部に入部し、八上地蔵と再会……???

ストーリーの中でも1.2を争う程の面白さで、必ずラノベを読み終わった後に読んでみて欲しい。超必見です。

 

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(普段は蕾姫でプレイしていますが これを撮る為に八上に変えました)

監督ID【909521797】よかったら姉妹校よろしくお願いします。

 

みんなも6冊買って潮見ちゃんと野球を楽しみましょうね!!

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では読んで頂き、ありがとうございました。