引用:講談社 (C)春場ねぎ 五等分の花嫁(2)
最初は五人の中で風太郎を一番毛嫌いしていた。そんな二乃が・・・
五等分の花嫁.二乃感想↓
誰よりも身内想いで姉妹達が大好き!!
だから部外者が(風太郎)入ってくるのは嫌だ!
幼い頃は性格に多少の違いはあっても、姿形はまったく一緒だった。その本質はかき乱され、変わる事への恐れ。
つまり、昔の物を捨て切れず新しい物を受け入れる戸惑いが見える。
それは作中でも言及していた巣立ちのこと。
だから髪をバッサリ切ったのは、姉妹達の中で二乃が一番遅れてしまったが、大きく羽ばたいて勢い良く巣立っていった様子が感じ取れた。
(ちょっぴりキンタローへのケジメもあるのかな)
風太郎とのアドレス交換のお話。
交換する事を最後まで一人譲らない二乃。
風太郎「お前抜きで話す。俺と四人で内緒の話を」
自分だけ仲間はずれ。ある意味「大切に思っている姉妹の事を人質に取ったぞ」とも取れる発言に、
二乃がみせた悔しそうながらも従う顔は崇めたくもなる程可愛い。(激カワ)
ここのシーンで二乃に心打ち抜かれた読者も絶対に多いはず。まだ見た事の無い人は是非とも、2巻を手に取って見てみて欲しい。
そして何より、彼女に対して思う事は、彼女の立ち振る舞いと行動がとても絵になるということ。
例えば、花火大会で見せた風太郎を労った台詞、「お!つ!か!れ!」。
ひと悶着あった後の締めとして何の変哲もない言葉を、彼女が言う事によって絵になる。
そして、林間学校でキンタローと名乗る風太郎に気づかず、フォークダンスに誘うシーンで確信した。
見開きページで月明かりを背景に、スカートの裾を少し摘んでお辞儀しながら誘ったシーン。
絵になるような事をするし、とても役者な子だ。
引用:講談社 (C)春場ねぎ 五等分の花嫁(4)
カーテシー
フォークダンスやバレエ、フィギュアスケートなどの演目の直後に行われることがある。これは、観客への感謝の気持を表している。メイドが主人に対して行う場合がある。女性のみが行うあいさつということもあり、女性らしさや優雅さや上品さを感じさせるあいさつである。その他、両手でスカートの裾をつまみ、軽くスカートを持ち上げて行う場合がある。その上で腰を曲げて頭を深々と下げ、膝をより深く曲げて行う。これは、よりていねいな作法である。
風太郎が認識しての告白は一番のり。
ラブコメでよく見せる、いい所での引き伸ばしによるガッカリは皆無。
一度引いてから読者には、進展は無いぞ!と思わせてからの告白はド肝を抜かれましたし、行動力が天晴れ。
引用:講談社 (C)春場ねぎ 五等分の花嫁(8)
彼女は止められない、恋の暴走機関車、二乃。
貨物(読者・視聴者)を引いて走るのは必然なのかもしれない。
では読んで頂き、ありがとうございました。
中野一花
中野三玖
中野四葉
中野五月
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